【大相撲】2年8か月ぶりに巡業再開 照ノ富士はファンとの交流制限でも「前に進んでいる」

2022年08月05日 13時23分

取材に応じた照ノ富士(東スポWeb)
取材に応じた照ノ富士(東スポWeb)

 制限されてもやることに意味がある――。大相撲の夏巡業が5日、東京・立川市でスタート。コロナ禍で中止が続いた巡業は約2年8か月ぶりの再開となり、開場時間の午前9時前から待ちわびたファンが長い行列をつくっていた。

 看板力士として気合十分だった。横綱照ノ富士(30=伊勢ヶ浜)は「協会として2年8か月ぶりだけど、自分としても(序二段まで)落ちて上がって来るまで5、6年ぐらいは巡業に出ていない。久しぶりの巡業だからお客さんたちに喜んでもらえるように、自分なりに精いっぱい頑張っていきたいと思います」と意気込みを口にした。

 本場所よりもファンとの距離感が近い巡業が再開したことには「やっぱりファンがいての大相撲ということで、協会の1人としてその責任を果たすために自分も楽しみながら頑張りたい」と話す。ただし、感染対策としてファンとの交流は制限されている。それでも「こういう世の中なのでそれは仕方ないことですし、開催できずにここまで来ているわけですから。やっぱり(開催)できたことは1つでも2つでも前に進んでいるのかなと思います。やることに意味がある? もちろんそうです」と言いきった。

 この日の稽古は大関正代(時津風)や幕内若元春(荒汐)に胸を出して汗を流した。横綱は「(参加力士は)場所の間の巡業で体づくりを始めるという感じなので、今回もそれなりにやっていきたいと思います」。秋場所(9月11日初日、東京・両国国技館)に向けて仕上げていくつもりだ。

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