逸ノ城 大関取りの敵はやはり体重

2015年07月18日 16時00分

稀勢の里(右)に寄り切られた逸ノ城の敗因は?

 大相撲名古屋場所6日目(17日、愛知県体育館)、関脇逸ノ城(22=湊)が大関稀勢の里(29=田子ノ浦)に寄り切られて4敗目。立ち合いで右への変化が不発に終わり「失敗しました。明日からまた頑張ります」と苦笑いを浮かべた。

 

 ライバルの新大関照ノ富士(23=伊勢ヶ浜)に刺激を受ける逸ノ城は場所前には「(大関取りの起点になる)2桁は勝ちたい。8番とか9番では意味がないんで」と強気な発言もしていた。しかし、ここまで2勝4敗と苦戦。原因として挙がるのは、やはり「体重問題」だ。夏場所後に体重208キロと自己記録を更新。名古屋に270キロまで量れる体重計を持ち込んでいるが、ダイエットはうまくいっていない。

 

 師匠の湊親方(47=元幕内湊富士)は「(体重の現状は)しようがない。体重計には毎日乗れと言っている。大関取りに意欲? 気持ちがあっても、あの体では…」と渋い表情。大関取りを“豪語”する以前に、まずは減量に本気で取り組めということなのだろう。このままでは照ノ富士との差は開くばかり。怪物の今後が気がかりだ。