音羽山親方に300人最後の別れ 貴乃花親方「思いもよらぬ出来事」

2015年06月22日 16時05分

手を合わせ別れを告げる貴乃花親方(中央)

 20日に急性心不全のため43歳の若さで死去した元大関貴ノ浪の音羽山親方(本名・浪岡貞博)の告別式が22日、名古屋市内の斎場で営まれ、参列した約300人が最後の別れを告げた。

 

 場内のスクリーンには、大関昇進時の騎馬や親方時代の姿などがスライドショーで映し出され「最後まで家族のことを思ってくれてありがとう。愛してくれてありがとう」と家族からのメッセージが読み上げられた。

 

 生前に愛用していた眼鏡と大好物の納豆、長女の手紙が納められたひつぎは、貴乃花親方(42=元横綱)や幕内貴ノ岩(25)らの手によって霊柩車に運びこまれた。出発の際には「大関!」「貴ノ浪!」の声が飛んだ。

 

 盟友を失った貴乃花親方は「思いもよらぬ出来事でした。一つ違いで15、16歳の時から一緒にやってきました。遺志を引き継いでいきます」と気丈に話した。

 

 貴ノ岩は「いつもやさしくて、いろいろなことを教えていただいた。僕のことを『信じている』と言ってくれた。引退するまで裏切らないように頑張りたい」と天国で見守る親方のために、さらなる精進を誓った。