把瑠都に〝黄金の昇進祝い〟

2012年03月11日 15時00分

大相撲春場所(11日初日、大阪府立体育会館)で初の綱取りに挑む大関把瑠都(27=尾上)に、大先輩から早々と“黄金の昇進祝い”だ。


 尾上部屋は東京・大田区にあり、第54代横綱の輪島大士氏(64)もご近所さん。把瑠都は近隣のすし店で輪島氏と何度も会食しており「あこがれの横綱は輪島さんです。取り口が好きなんですよね」と笑顔で話した。


 これを伝え聞いた輪島氏は「把瑠都がそう言ってたの? うれしいね。綱取りは大変なプレッシャーだけど、周りを気にせずやれば結果がついてくる」とニンマリ。輪島氏といえば「黄金の左」と呼ばれる左の下手投げが代名詞だが「会ってもあんまり相撲のことは話さないけど、横綱になったら教えてあげてもいいんじゃないかな」とおはこの伝授に前向きだ。


 把瑠都は輪島氏と同じ左四つで、左の下手投げも武器の一つ。初場所でも大関琴奨菊(28=佐渡ヶ嶽)を豪快に投げ捨てた。横綱昇進後に輪島氏の“黄金”の直接指導があれば、まさしく鬼に金棒だろう。
 7日は稽古を休んで静養に努めた。昇進には厳しい声も上がるなか「横綱は結果だけじゃなくて、いろんなことを勉強しないといけない」というエストニアの怪人。晴れて「黄金の左」の継承者となれるか。