御嶽海が明かす大関取りの原動力「正代関、貴景勝関に抜かれて悔しかった」

2022年01月24日 12時21分

オンラインで一夜明け会見を行った御嶽海
オンラインで一夜明け会見を行った御嶽海

 大関昇進の原動力とは? 大相撲初場所で3度目の優勝と大関昇進を確実にした関脇御嶽海(29=出羽海)が千秋楽から一夜明けた24日、オンライン会見を行った。

 御嶽海は「朝起きてすっきりしている。3回目の優勝はすごくうれしかった」と笑顔。千秋楽の結びで横綱照ノ富士(伊勢ヶ浜)を破って決めたことに「自信になる。14日目に勝った時に優勝が見えてきた。この内容なら『明日も取れる』と思った。初場所は楽しく相撲が取れた」と振り返った。初場所中は一貫して大関昇進に関することは口にしなかったが「意識しないようにしていたが、ちらついていたのは正直ある。大関の足固めという思いが強かった」と期するものがあった。

 昇進をつかみ取った大きな原動力は「悔しさ」だ。「正代関や貴景勝関など、いろんな関取衆に抜かれて悔しい思いがあった。正代関は同じ学生相撲出身。(自分が)先に十両、幕内、三役に上がったけど大関だけは先に入られたので悔しかった」とじくじたる思いを抱えてきたという。その上で「その悔しい思いをしたからこそ自分もなってやると。いろんな人に『大関はいつ?』と言われて、自分は絶対に大関にならないといけない存在と思った」とプライドにかけてつかみ取ったことを明かした。

 大関となればより厳しい重圧を背負うことになるが、自身の予想する大関像を「近寄りがたい大関と言われたいけど、僕の性格上、無理。フランクな大関でいきたい」と愛嬌たっぷりに話した。

 26日に行われる春場所の番付編成会議と臨時理事会を経て、正式に「大関御嶽海」が誕生する。伝達式での口上については「いろんな関取衆を見て、かみそうだったり声が裏返ったりしているので。シンプルにいこうと思う。イメージは持っている」と晴れの場の自身の姿に思いを巡らせていた。

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