【初場所】直近6年は初優勝力士が誕生 尾車部長「横綱独走ではつまらない」

2022年01月08日 17時38分

照ノ富士を止めるのは…(東スポWeb)
照ノ富士を止めるのは…(東スポWeb)

 大相撲初場所(東京・両国国技館)が9日に初日を迎える。3連覇がかかる横綱照ノ富士(30=伊勢ヶ浜)が優勝候補の最有力だが、過去の記録から〝波乱〟が起こる可能性もある。

 新型コロナウイルスが猛威を振るう中、土俵内外で気が抜けない15日間になりそうだ。

 前日には国技館で土俵祭りが行われ、本場所の安全を祈願。その後、報道陣の電話取材に応じた日本相撲協会の尾車事業部長(64=元大関琴風)は横綱について「ここ数場所の相撲を見てもらえば分かるように、2つも3つも頭抜けて安定している。優勝(候補)1番手なのは間違いない」と率直な感想を口にした。

 ただ、圧倒的な強さを見せつけているとはいえ「独走ではつまらない」と尾車部長。「照ノ富士以外の力士の奮起、活躍を期待している」と付け加える。

 そんな中、〝対抗馬〟は貴景勝(常盤山)、正代(時津風)の両大関や先場所11勝(4敗)で大関取りの起点とした関脇御嶽海(出羽海)らに注目が集まりがちだが、初場所は2016年から昨年まで6年連続で初優勝力士が誕生している。これには尾車部長も「そういうことが何場所も起きていることが事実。今場所も『エッ』というのが抜けてきて活躍する可能性は大いにある」と話す。

 その一方、今場所は田子ノ浦親方(元幕内隆の鶴)らのコロナ感染により、幕内高安ら同部屋の力士が全休。尾車部長は「オミクロン株の感染力は想像以上に強い。場所中に感染者が出ないように十分注意を払って千秋楽を迎えたい」と気を引き締める。

 土俵では照ノ富士が103年ぶりとなる新横綱3連覇を達成するのか、それとも新たな優勝力士が生まれるのか…。最後まで目が離せない。

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