【大相撲情報局】

 大相撲担当記者:夏場所(5月10日初日、東京・両国国技館)の前売り券の売れ行きが好調です。4月4日から発売して早くも初日や千秋楽など6日間が完売。初場所、春場所に続いて15日間大入りになりそうです。

 デスク:角界に不祥事が相次いだ“暗黒時代”を思うと信じられん…。

 記者:3月23日あたりから国技館前に整理券を求めるファンのテントが並び始めて、近隣の江戸東京博物館方面にまで行列が伸びていました。

 デスク:いよいよ本格的に相撲人気が回復してきたということか。ところで、人気者の遠藤(24=追手風)は出られるの? 春場所は途中から休場していたけど。

 記者:ケガをした左ヒザの回復具合ですが、師匠の追手風親方(48=元幕内大翔山)は「思った以上に順調にきている。手術はしない方向」と話しています。今は上半身のトレーニングが中心。ただ、相撲が取れるようになるには、まだまだ時間がかかりそうです。

 デスク:遠藤が目当てのお客さんも少なくないだろうし、場所に間に合うといいんだがな。

 記者:しかも、いよいよ夏場所から大銀杏を結う予定でしたからね。春場所ではひと足早く遠藤の大銀杏バージョンのグッズ類が続々と発売されていました。遠藤が休場すれば、大銀杏デビューも延期に…。

 デスク:グッズを売る業者も気が気じゃないだろうな。