大相撲九州場所初日(14日、福岡国際センター)、幕内栃ノ心(34=春日野)が休場を届け出た。日本相撲協会に「急性腰痛症のため14日より約2週間の治療を要する見込み」との診断書を提出した。栃ノ心の休場は2019年の九州場所以来、通算11度目。

 先の秋場所では7勝8敗の成績だった元大関の栃ノ心は5場所連続の負け越し中。今後、今場所での再出場がかなわなければ14年の秋場所以来、7年ぶりとなる十両転落の可能性が高くなる。

 なお初日の対戦相手だった幕内豊山(時津風)は不戦勝となる。