好角家として知られるデーモン閣下(自称10万52歳)と漫画家・やくみつる氏(56)が15日、都内で共著「勝手に大相撲審議会」の出版イベントを開催。審判批判で批判を浴びている横綱白鵬(30)についてそれぞれの見解を述べた。

 初場所千秋楽翌日の優勝会見で、白鵬は禁断の審判批判を繰り広げ、大問題となった。テレビ朝日系「SmaSTATION!!」で謝罪したものの、それからマスコミとはまともに口をきかない冷戦状態だ。

 やく氏によると「白鵬擁護派」のデーモン閣下でさえも、こう苦言を呈した。

「(会見に)酔いが覚めないまま来ちゃったんじゃないのかなというのがわが輩の推察。変な民放のバラエティー番組でひと言わびて、終わらせちゃったのがよくなかったね。元を正せば、自分が余計なことを言っちゃった。年がら年中白鵬をかばった発言しているわが輩だけど、かばいきれないなと」

 やく氏は、日本相撲協会も横綱審議委員会もいまいちあてにならないとした上で「デーモン閣下が仲を取り持つしかないですよ。白鵬とマスコミの仲を。白鵬が評価を下げたまま、実績を積み上げていくのはとても不幸な状況」とデーモン閣下に提案した。