【大相撲】貴景勝 元横綱白鵬との初対戦を振り返る「うれしいと思ったら終わっちゃうなと…」

2021年10月28日 17時20分

稽古で立ち合いの確認を行った貴景勝(右)
稽古で立ち合いの確認を行った貴景勝(右)

 大相撲九州場所(11月14日初日、福岡国際センター)に向けて大関貴景勝(25=常盤山)が28日、東京・板橋区の部屋で稽古を行った。

 相撲は取らなかったが、しこやテッポウをそれぞれ約100回、腕立て、スクワット、三段目太一山を相手に立ち合いを確認。しっかり汗をかいた大関は「体の状態を見ながら。今日は普通ぐらい。(立ち合いの確認は)押し相撲に必要なので、しっかり何回も何回も、立ち合いから押し込むのを磨かないと」と自らに言い聞かせるように語った。

 秋場所は8勝7敗で自身4度目のカド番を脱出。名古屋場所で痛めた首の状態が心配されたが、なんとか踏みとどまった。ただ、貴景勝は「周りが言うほど自分の中では…という感じでした」と冷静だったことを明かし「大関から陥落するということは、大関の能力がないから落ちるだけなので。そこに怖がる必要はないかなと思っていました。結果が全てなので」と腹をくくっていたという。

 秋場所後に引退した元横綱白鵬の間垣親方(36)とは通算1勝5敗だった。そんな大横綱との初顔合わせは2017年名古屋場所。貴景勝は「とにかく一生懸命いこうと。小学生から横綱だった人とやれると言うことはうれしいけど、うれしいと思ったら終わっちゃうなと。勝負に対するベクトルが違う方向になるので。勝っているものは何一つなかったから、気持ち、勢いだけでいきましたね」と振り返る。

 数々の記録を打ち立てた看板力士が土俵を去り、大関への注目度も一層大きくなる。貴景勝は「初めて序ノ口で番付に載ったのも九州だし、いろいろいい経験、勉強もさせてもらった場所。しっかり身体と相談しながら準備をしていきたいですね」と力を込めた。

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