白鵬 “審判批判”またも謝罪なし

2015年02月23日 16時00分

会見する白鵬。審判批判についての謝罪はなかった

 大相撲春場所(3月8日初日、大阪府立体育会館)の新番付が23日、別表の通り発表された。今場所も横綱白鵬(29=宮城野)が優勝争いの大本命だ。1月の初場所で史上単独1位の優勝33回を達成。3横綱がいるなかで5連覇中と「最強」の座は揺るがない。一方で、改めて注目されるのが横綱としての言動だ。

 

 先場所は千秋楽翌日の会見の場で審判批判を展開し、大騒動を巻き起こした。師匠の宮城野親方(57=元幕内竹葉山)が審判部から厳重注意を受けたが、本人による説明や謝罪はなし。ウヤムヤな形で幕引きを図った。だが、この一件で横綱自身が失ったものはとてつもなく大きい。角界内でも白鵬に対する見方が180度変わってしまったからだ。

 

 これまでダメ押しなどの横綱らしからぬ行動が“大目”に見られてきたのも、かつて「優等生」と言われたころのプラスの印象が作用した側面がある。それが、いまや完全に「問題児」。今後は審判部をはじめとする親方衆からことあるごとに厳しい目を向けられる。これまでと同じようにファンが応援してくれるかも未知数だ。

 

 この日午前8時から、白鵬は大阪・堺市の宮城野部屋宿舎で1か月ぶりに会見。審判批判した件については「何とも言えない。自分の考えだけ伝えましたけどね」と話しただけで正式な謝罪はなし。今後に向けて、まだまだ波紋が広がりそうだ。