大相撲秋場所13日目(24日、東京・両国国技館)、大関貴景勝(25=常盤山)は幕内妙義龍(34=境川)のすくい投げに屈して5敗目。頭を下げた相手に攻め込むも土俵際で転がされ、土俵下に落ちた。取組後は「負けたのでまた頑張るしかないと思います」と振り返った。

 前日に勝ち越しを決めて自身4度目のカド番を脱出。しかし、この日は過去13戦全勝の相手に逆転負けを喫した。敗因に「それ(対戦成績)は全然なかった」と強調したが、土俵下の藤島親方(元大関武双山)は「勝っているほうが嫌なもの。そろそろ負けるんじゃないかなと変に思ってしまう」と指摘した。