稀勢の里と琴奨菊が“日馬富士包囲網”

2012年09月01日 18時00分

 日本人大関2人が“日馬包囲網”だ。二所ノ関一門の連合稽古が31日、東京・江東区の高田川部屋で行われ、大関稀勢の里(26=鳴戸、写真左)は大関琴奨菊(28=佐渡ヶ嶽、写真右)に11戦全勝と圧倒。

 

「昨日(の連合稽古)より全然良かった。だいぶ筋肉が目覚めてきた」と手応えを口にした。

 

 秋場所(9日初日、両国国技館)は大関日馬富士(28=伊勢ヶ浜)が綱取りに挑む。先場所の稀勢の里は日馬富士に顔面に張り手5発を浴びる屈辱を味わっているだけに「阻止する? みんな腹の中ではそう思っている。思い切っていく」と闘志を燃やしている。

 

 一方で、この日は精彩を欠いた琴奨菊も対抗心では負けていない。日馬富士が先に大関に昇進した際(2008年九州場所)には「お先に」と屈辱的な言葉もかけられているだけに「綱取り? 悔しいし、負けたくない相手。しっかり気持ちをつくってやりたい」と言い切った。ライバル同士が打倒・日馬富士で手を組み、和製大関の存在感を発揮できるか。