逸ノ城のサボリぐせに白鵬が苦言

2015年01月08日 16時00分

出稽古から引き揚げる逸ノ城の表情は冴えなかった

 出稽古で稽古せず!? 大相撲初場所(11日初日、東京・両国国技館)を前に関脇逸ノ城(21=湊)が7日、東京・墨田区の時津風部屋へ出稽古に訪れた。ところが、白鵬(29=宮城野)や鶴竜(29=井筒)の両横綱をはじめ10人以上の関取衆が顔を揃えるなか、逸ノ城は最後まで土俵に入らずじまい。ぶつかり稽古もせずに部屋から引き揚げてしまった。

 

 逸ノ城は「2日前から右肩がちょっと痛くて力が入らない。今日は稽古しないつもりだった」と説明したが、前日6日には普段通りに稽古していたはず。そもそも、体調面に不安があるのであれば自分の部屋で調整すればいいだけのことだ。いったい何のために、わざわざ埼玉・川口市からやって来たのか…。実に不可解な行動だ。

 

 これには、白鵬もアキレ顔を浮かべるばかり。「痛みで大事を取るのもいいけど、今やっておかないと今後に響く。まだ若くて考え方が甘い。親方がちゃんと言って、本人が認識してやればいいんじゃないの。上位陣とじゃなくても、若い衆をつかまえてやるのも一つ。やってないでしょ」と“ダメ出し”した。

 

 この日の一件は抜きにしても、逸ノ城といえばただでさえ巡業の稽古での「手抜き疑惑」や「サボリ疑惑」がかけられている。横綱大関陣や親方衆から苦言を呈されたことも、一度や二度ではない。仮にも逸ノ城は「大関を目指したい」と宣言している身。看板力士の大関ともなれば本場所の結果だけではなく、普段の稽古から模範的な行動が求められることは言うまでもない。怪物の今後へ向けて、気がかりな材料となりそうだ。