婚約発表の鶴竜“ぼっち横綱”やっと卒業

2015年01月07日 16時00分

妊娠中のムンフザヤさん(左)のおなかを触る鶴竜

“ぼっち横綱”も卒業だ。横綱鶴竜(29=井筒)が6日、同じモンゴル出身のダシニャム・ムンフザヤさん(23)と婚約を発表。「いつも明るくて元気を与えてくれる存在」と幸せいっぱいの笑顔を見せた。正式に婚約を発表したことで、これまでは自粛していたデートも解禁する構え。横綱とは思えないほど単独行動が目立っていた鶴竜にとって、最高の“同伴者”となりそうだ。

 

 2人が出会ったのは一昨年の暮れ。鶴竜がモンゴルに帰国した際に知人の紹介で知り合い、遠距離交際が始まった。昨年7月の名古屋場所後にモンゴルで互いの両親にあいさつを済ませ、8月から日本で同居を始めている。すでにムンフザヤさんは妊娠しており、5月に第1子が誕生する予定。鶴竜は「いつも明るくて元気を与えてくれる存在。もっと頑張らなきゃという気持ち」と幸せいっぱいに笑った。

 

 会見に同席したムンフザヤさんも「すごく落ち着いていて、やさしい人。一緒に穏やかで温かい家庭を築いていきたい」とはにかんだ。これまで婚約を正式に発表していなかったため2人でのデートは自粛していたが、今後は“解禁”する構え。鶴竜は「(デートを)あまりできていなかったんで、これからですね」とうれしそうに話した。

 

 何よりこれで“ぼっち横綱”からも卒業できる。横綱ともなれば、所用で出掛ける際には付け人の一人や二人は連れて歩くもの。ところが、これまでの鶴竜は本場所や巡業を除けば、どこへ行くのも一人ぼっちが基本だった。パーティー会場などに一人でやってきては、一人で帰っていく姿が何度も目撃されている。

 

 井筒部屋には鶴竜を含めて所属力士が4人しかいないという事情があるにせよ、横綱自身が強く望めば連れていくこともできるはずだ。

 

 その理由について、鶴竜は次のように明かしたことがある。「本当は、一人くらい付け人がついてくれたほうがいいんでしょうけどね。でも、うちの部屋は人数が少ないですし。それに(若い衆は)部屋の仕事とかもしなければいけないですから」。なんと不満を口にするどころか、若い衆に対する気遣いまで見せるのだ。どこまで“いい人”なのか…。

 

 だが、新たな家族を得たことで、そんな「孤独な姿」を見せるシーンは間違いなく減るはず。今後はいたるところで、ムンフザヤさん、そして新しく生まれてくる子供を幸せそうに連れて歩く光景が見られそうだ。