琴奨菊が来年の完全復活誓う

2014年12月31日 11時06分

 大関琴奨菊(30=佐渡ヶ嶽)が来年の完全復活を誓った。

 

 大関として3年目を迎えた今年は皆勤での負け越しが2度。2桁白星は1場所だけで、大関として納得のいく成績は残せなかった。ただ、復活へ向けた手ごたえを得た一年でもあった。琴奨菊は「今年は最後まで出ることができたし、名古屋では優勝争いもできた。一年間をトータルでみたら、自分にとっては悪い年ではなかったと思う」と前向きに振り返る。


 昨年の九州場所は右大胸筋を断裂し途中休場。力士生命が危ぶまれ、今年はゼロどころか“マイナス”からのスタートだった。けがを抱えながらも2度のカド番を乗り越え、4年ぶりに年6場所を皆勤。7月の名古屋場所では12勝を挙げ、千秋楽まで優勝争いを繰り広げた。どん底を味わったことを考えれば、本人が言うようにポジティブにとらえられる材料はいくつもある。


 もちろん「大関」の地位にふさわしい役割を果たし切れていないことは自覚している。土俵では関脇逸ノ城(21=湊)らが台頭。新世代の挑戦を受けながら、来年こそは目に見える結果を残すことが求められる。