大相撲の横綱白鵬(36=宮城野)が東京五輪の競技会場に現れ、ネット上で大きな話題となっている。

 白鵬が柔道会場の日本武道館を訪れた写真がSNS上に複数投稿され、柔道の男子73キロ級金メダル・大野将平(旭化成)との2ショット画像もあった。東京五輪は新型コロナウイルスの感染対策のため無観客で開催(一部を除く)。会場内に入れるのは基本的に競技関係者やメディアなどに限られており、白鵬がどのような〝資格〟で入場したのかは不明だ。

 ネット上では「何で入れるの?」「無観客なのに特別扱い?」といった疑問や「閉会式の構想に入っているのでは」との臆測など、さまざまな声が飛び交っている。

 白鵬は先の名古屋場所に進退をかけて臨み、7場所ぶり45回目の優勝を達成。これで引退危機を回避し、かねて目標に掲げていた東京五輪開催までの現役続行を実現させた。