幕内・栃乃若 26歳で電撃引退「気力衰えた」

2014年12月16日 10時23分

 日本相撲協会は15日、幕内栃乃若(本名李大源=26、春日野)が、引退届を提出したことを発表した。26歳の若さで電撃引退を決意した理由は「気力の衰え」だという。

 栃乃若は兵庫・尼崎市出身で在日韓国人3世。報徳学園高3年時には高校横綱に輝き、2007年初場所に初土俵を踏んだ。11年5月の技量審査場所で新入幕を果たすと、12年春場所は自己最高位の西前頭筆頭まで番付を上げた。

 身長195センチ、体重177キロの恵まれた体格に加えて懐も深く、一時は「将来の大関候補」と期待されたほどの大器。その一方で、角界内では勝負に対して淡泊な性格だったとの指摘もある。そのせいか、栃乃若は伸び悩んでいた2年ほど前から引退を考えるようになったという。

 11月の九州場所は3勝12敗で3場所連続の2桁黒星。来場所から十両転落が確実となっていた。気力を再び奮い立たせるまでにはいたらなかったようだ。