大相撲夏場所千秋楽(23日、東京・両国国技館)、「昭和の大横綱」大鵬の孫・十両王鵬(21=大嶽)が休場を届け出た。日本相撲協会に「右足関節靱帯損傷で約2日間の治療期間を要し、休場を要する」との診断書を提出。2018年初場所の初土俵以来、初休場となった。

 診断書によると、王鵬は14日目(22日)の十両松鳳山(37=二所ノ関)戦で負傷。右足首付近を痛め、取組後はしばらく立ち上がれず、足を引きずる場面も見受けられた。

 今場所はここまで8勝6敗。十両で初の勝ち越しを決めていた。この日、対戦相手の十両若元春(27=荒汐)は不戦勝となる。