秋場所が異例の“遠藤場所”になる!

2014年08月08日 11時00分

相撲協会の遠藤人気頼みは続く

 秋の土俵は“遠藤祭り”に? 日本相撲協会は6日、大相撲秋場所(9月14日初日、東京・両国国技館)の開催期間のうち平日5日間で「遠藤応援シート」(1日限定50席)を発売すると発表した。幕内遠藤(23=追手風)のファンが対象で、購入者にはピンク地の「遠藤応援タオル」と「直筆メッセージ入りポストカード」の特典付き。相撲協会が力士個人の名前を冠したシートを設置するのは初めてだ。

 その他にも、秋場所から国技館の正面広場には遠藤がお姫さま抱っこをする姿の等身大パネルの「まげ結いバージョン」が新たに登場。場所期間中は所属する追手風部屋のちゃんこ鍋を「遠藤大好き! バラエティちゃんこ」として販売するなど、さながら大相撲“遠藤場所”の様相だ。もっとも、相撲協会の担当者によると、これら3つの企画は「たまたまタイミングが重なった」という。

 遠藤が5月の夏場所でまげを結ったことから、相撲協会は新たな等身大パネルの製作に着手。場所ごとに各部屋で持ち回りのちゃんこ鍋の味付けが巡り合わせで追手風部屋の順番となり、その後にチケット販売業者から遠藤応援シートの企画が持ち込まれた…というのが真相のようだ。

 ただ、結果的に秋場所は遠藤個人が前面に押し出される異例の格好となった。実際、相撲協会サイドも「もちろん、それぞれの企画の相乗効果は期待できると思います」(前出担当者)と“遠藤祭り”による集客効果を否定しない。相撲協会が本場所来場者に実施したアンケートでも、遠藤は相変わらずの一番人気。集客面での依存度は、ますます高まる一方だ。