大相撲春場所7日目(20日、東京・両国国技館)、大関正代(29=時津風)が幕内志摩ノ海(31=木瀬)を下して3勝目(4敗)。前日までの連敗を3で止めた。志摩ノ海に土俵際まで押し込まれてヒヤリとする場面もあったが、最後は上手投げで何とか白星をつかんだ。

 取組後は「自分の形にならなくて慌てた」と辛勝を反省。両横綱が不在で出場力士では番付最上位となる大関は「ここからいい流れになるように。集中してやっていきたい」と巻き返しを誓った。