日本相撲協会は13日、大相撲3月場所(14日初日、東京・両国国技館)の初日と2日目の取組を発表した。

 初日は4場所ぶりの出場となる横綱白鵬(36=宮城野)が初場所で初優勝を果たした小結大栄翔(27=追手風)と対戦する。

 白鵬は1月に新型コロナに感染して初場所を休場。それでも、先月の合同稽古では、2日連続で相撲を30番取るなど精力的に汗を流した。一方の大栄翔は優勝後こそ取材等で多忙な時間を過ごしたが、本場所に向けて稽古に集中できていた様子。注目の一番となることは間違いない。

 また、大関正代(29=時津風)は小結御嶽海(28=出羽海)、大関朝乃山(27=高砂)は幕内宝富士(34=伊勢ヶ浜)、大関貴景勝(24=常盤山)は幕内阿武咲(24=阿武松)、大関復帰を目指す関脇照ノ富士(29=伊勢ヶ浜)は幕内北勝富士(28=八角)と対戦する。

 2日目は白鵬―宝富士戦などが組まれた。