日本相撲協会は17日、幕下以下の力士6人(力士名、所属部屋は非公表)が新型コロナウイルスに感染したことを発表した。16日に力士1人が発熱し、医療期間の検査で陽性が判明。濃厚接触の可能性がある所属部屋の力士らが検査を受けたところ、新たに5人の感染が確認された。今後は保健所の指示により、入院治療やホテル隔離などの対処が行われる。

 芝田山広報部長(58=元横綱大乃国)は「同じ部屋の幕下以下の力士6人。発熱があってPCR検査を受けて陽性だった。他は症状はないけど感染していた。合同稽古(20日から国技館で実施)に影響はない。合同稽古に参加する人は、あさって(19日)検査を受けますから」と話した。