白鵬が優勝直後に味わった悔しさを芸人キンボシ西田が代弁

2014年05月29日 09時00分

白鵬のギャグを理解した西田

 横綱白鵬(29=宮城野)が、夏場所優勝直後のNHKインタビューで、なんとも“悔しい思い”をした。

 白鵬は優勝一夜明け会見を拒否し、角界内外に波紋を広げた。理由は27日になっても不明で、動向が注目されている。そんな中、「大相撲が好き過ぎて、相撲ネタをメーンにした芸を持つものの芸能界知名度0%」というキンボシ西田(26)が白鵬の無念を代弁した。

 今回の優勝で、歴代3位の29回目、V30にリーチをかけた白鵬。その喜びもあり、優勝後のインタビューで“29”に引っ掛けて「とにかく、最後の相撲は疲れました。肉(29)を食べたいと思います」と、ひそかに横綱なりのギャグを飛ばした。

 ところが、だ。NHKのインタビュアーはそのジョークに気づかず、まさかのスルー。いいツッコミもなく、会場のファンも当然、気づくはずもない。晴れの舞台で横綱が放った渾身のギャグが“すべった”のだ。

 祝勝パーティーで白鵬は部屋の関係者に「実は29回と肉をかけてたんだよ…」とさびしそうにこぼしていたというから、なんとも切ない。

 ただ、西田は気づいた。関係者と「横綱、ナイスギャグでしたね」と笑っていると、白鵬の顔色が一気に明るくなった。「やっぱ西田はできる芸人だね」とパーティーで西田を見つけるや、大のG党でもある白鵬は、原監督の代名詞でもある「グータッチ」を無言で求めてきたというから、よほどうれしかったのだろう。

「横綱のこぶしが、デカかったっす。言葉は交わさなくても愛が伝わってきたっす」と西田。

 こんな横綱の笑顔を知っている西田は、今回の一夜明け会見拒否騒動にも心を痛めている。

「横綱は相撲を愛しているし、相撲の発展をいつも気にしています。理由もなく、こういう態度は取らないので、何かちゃんとした理由があるとは思います」。一日も早く騒動を解決してもらいたいものだ。