大相撲初場所千秋楽(24日、東京・両国国技館)、大関正代(29=時津風)は大関朝乃山(26=高砂)に押し出されて11勝4敗で今場所を終えた。取組前に幕内大栄翔(27=追手風)が勝利し、逆転優勝の可能性が消滅して土俵に上がったが、白星で締めることができず「集中してやったつもりだけど、最後に後味が悪い感じになった」と振り返った。

 今場所は自身初のカド番で臨み「いい経験になった。優勝争いもできて何とか大関として仕事はできているんじゃないかな」と自己分析。一方で「危ない相撲が続いているので気をつけていかないといけない」と課題も挙げた。