大相撲初場所(東京・両国国技館)千秋楽の24日、日本相撲協会は九重部屋で新たに幕下以下の力士3人が新型コロナウイルスに感染したことを発表した。

 相撲協会は場所前に親方、力士ら全協会員を対象にPCR検査を実施。九重部屋では幕内千代翔馬(29)、十両千代鳳(28)、幕下以下2人の計4人の力士の感染が判明し、所属力士らは全員が初場所を休場していた。場所に入ってからも師匠の九重親方(44=元大関千代大海)ら10人が新たに感染。今回の3人を加えて部屋の感染者は合計17人となった。

 芝田山広報部長(58=元横綱大乃国)は「(部屋でコロナが)まん延してしまったということ。まず陽性者がしっかり陰性となることが大事」と話した。