鶴竜 知名度アップには…やはり白星!

2014年05月12日 16時00分

 大相撲夏場所初日(11日、東京・両国国技館)、新横綱の鶴竜(28=井筒)が幕内碧山(27=春日野)を引き落としで退け、白星発進。「新横綱として初日に勝てたのは良かった」と安堵の表情を浮かべた。この日は自ら予告していた通り、国技館の地上を歩いて場所入り。女性客から「かわいい~」の声も飛んだ。

 

 本場所初披露となった横綱土俵入りでは、大きな声援を受けるなど「横綱鶴竜」はファンの支持を得ている様子。その一方で、普段は相撲を見ない一般の層の“認知度”は、まだまだこれからのようだ。

 

 3月の横綱昇進直後こそテレビの情報番組などで取り上げられたものの、その扱いはソチ五輪で活躍したフィギュアスケートの羽生結弦(19=ANA)やスキージャンプの葛西紀明(41=土屋ホーム)らの陰に隠れがちに。

 

 ここまでテレビ出演は数えるほどにとどまっている。鶴竜は本紙に「たくさん出演オファー? いえ、特にそういうことはないですね…」とポツリ。引く手あまたの白鵬(29=宮城野)と比較するのは酷にしても「天下の横綱」としては寂しすぎる? 現状が浮き彫りとなった。

 

 もちろん、致し方ない面もある。もともとが地味キャラであることに加え、現役3人目となるモンゴル出身の横綱となれば「珍しさ」は皆無だからだ。お茶の間に広く浸透するためにも、まずは横綱として存在感を発揮する必要がありそうだ。