大相撲初場所9日目(18日、東京・両国国技館)、カド番の正代(29=時津風)が幕内玉鷲(36=片男波)を押し出して7勝目(2敗)。カド番脱出まであと1勝とし、優勝争いのトップにも1差に詰めた。

 取組後は「まだ優勝争いとかは全然、気にしていない。早い段階で、ここまでこれている。あと一番、集中して取れるように」とあくまで勝ち越しを最優先とする一方で「(トップと)星が離れないように維持できたら。(優勝を)争っていければと思っています」と賜杯も見据えていた。