大相撲初場所6日目(15日、東京・両国国技館)、大関正代(30=時津風)が幕内栃ノ心(33=春日野)を押し出して5勝目(1敗)。優勝争いのトップと1差をキープした。取組後は「立ち合いからもろ差しができたし、その後の対応も落ち着いていた。足も動いている。この調子で最後までいけたら」と手応えを口にした。

 この日の白星は通算300勝目。印象に残る取組に昨年秋場所の千秋楽(9月27日)で幕内翔猿(28=追手風)を下して優勝した一番を挙げた上で「300勝もしているんだなと。これからもまた勝ち星を積み上げていきたい」とさらなる活躍へ意気込んだ。