出稽古回避…鶴竜 疲労困ぱいの原因とは?

2014年05月01日 16時00分

出稽古をドタキャンした鶴竜

 まさかの“ドタキャン”だ。新横綱の鶴竜(28=井筒)が30日、予定していた時津風部屋への出稽古を回避。この日の朝になって両肩から腕のあたりにかけて張りの症状を訴え、急きょ取りやめた。師匠の井筒親方(52=元関脇逆鉾)は「朝に筋肉が張るような感じがあった。ケガとかじゃない。(横綱昇進で)休みが全くない状況。疲れがないといえばウソになる」と説明した。

 

 しかも、鶴竜は超多忙なスケジュールの合間をぬってウエートトレーニングにも励んでいた。井筒親方は「ウエートをすごくやっている。『パワーアップしたい』と思ってやったことが、疲労につながっている」。実際、横審稽古総見を翌日に控えた28日も朝は部屋で稽古し、夜は都内のジムで汗を流す過酷な「2部練習」を敢行している。

 

 今回の“オーバーワーク”の背景には、鶴竜のきまじめな性格も影響している。新横綱として参加した春巡業でファンから大きな声援を受けても、浮かれた様子は皆無。

 

 それどころか「声援? 今は目新しさがあるからそうなんでしょうけど、しっかり結果を残さないといけない。これからが大事」と強い危機感を口にしていた。

 

 今回の出稽古の中止は連絡の行き違いで時津風部屋に伝わらず、相手方に待ちぼうけを食わせることに。角界内でも「律儀な男」として知られる鶴竜が、結果的に失態を演じた格好だ。これも綱の重圧か…。

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