ニコニコ超会議場所のカオスすぎる巡業に力士「集中できん」

2014年04月28日 16時00分

ダースベイダーからライトセーバーを贈られた遠藤(右)

「カオス」すぎる…。大相撲の春巡業「超会議場所」が27日、千葉・幕張メッセで開催された。動画サイト「ニコニコ動画」のイベントの一環として開かれたもので、稽古や取組の模様などがネットで生中継された。

 

 素人が力士に胸を借りる「わんぱく土俵祭」では、幕内遠藤(23=追手風)が「ビッグダディ」ことコダカラー・清志(49)とナインティナインの岡村隆史(43)の挑戦を受けた。その直後には映画「スター・ウォーズ」のダースベイダーと“面会”し、ライトセーバーを贈られるなど、とにかく大忙しだ。

 

 そのほか、歌手の小林幸子(60)が横綱白鵬(29=宮城野)ら3横綱を激励しに来たり、ゲームキャラの「スーパーマリオ」がやってきたり…。さらに、午前中の公開稽古から最後の取組まで、隣接する各イベントブースからは絶え間なく大歓声やら雄たけびやらが響き渡った。通常の巡業と比べると明らかに“異様”な光景だ。

 

 巡業部長の尾車親方(57=元大関琴風)は「普段、相撲を見ないような方が『いいな』と思ってくれれば」と意義を強調する一方で「あの雰囲気の中で稽古は難しい。周りが気になるし、ケガをしてはいけない」と稽古時間の短縮を余儀なくされた。実際、力士からは「あっちもこっちも“ワーワー”となって、相撲に集中できない」との声も。

 

 イベント自体は斬新すぎる企画で盛り上がり成果があった半面、課題も浮き彫りになった格好だ。