日本相撲協会は4日、湊部屋に所属する行司1人(木村元基=52)が新型コロナウイルスに感染したことを発表した。協会によれば、この日に発熱とせきの症状があり、PCR検査で陽性が判明。陽性判明後は居住地の保健所から本人に連絡があり、状況のヒアリングが行われたという。

 行動記録から同部屋の全員が濃厚接触者とは認定されなかったが、5日にPCR検査を実施し、今後は保健所の指示に基づいて家族など濃厚接触者の検査や当人の加療などの対応を行う予定。

 同部屋では湊親方(52=元幕内湊富士)が先月14日に新型コロナ感染が確認され、同24日に退院していた。