大相撲初場所(来年1月10日初日、東京・両国国技館)を控えた27日、関脇隆の勝(26=常盤山)が東京・台東区の部屋で年内最後の稽古を行った。

 稽古後は電話取材に応じ、年末年始は外出禁止のため「部屋で過ごします」と話したが、思わぬ減量を心配しているという。「休みだと(生活リズムが)不規則になる。食べる、食べないが適当になっちゃうというか、やっぱり稽古があって、食べて、寝てというサイクルがあれば維持できるんですけど」

 対策としては筋トレなどで汗を流すことに加え、食事はちゃんこを作らないことから料理宅配サービスUber Eats(ウーバーイーツ)を「いっぱい使おうかな」と検討中だ。

 今年は三役を目標に掲げて関脇に昇進し、有言実行。来年は「飛躍の年にする」とした上で「大関昇進」と「優勝」を目指す。

 同部屋の大関貴景勝(24)が11月場所で優勝した姿に「自分もあのようになりたいという気持ちは強くありました」と刺激を受けた隆の勝がどんな1年にするのか注目だ。