日本相撲協会は25日、東京・両国国技館で年寄総会と師匠会を行った。年寄総会では八角理事長(57=元横綱北勝海)が新型コロナ禍に見舞われた1年を振り返り、親方衆をはじめとする協会員をねぎらいつつ、大相撲初場所(来年1月10日初日、国技館)に向けて改めて感染対策を求めた。

 この日、電話取材に応じた広報部長の芝田山親方(58=元横綱大乃国)は「(八角理事長からは)場所中は1人の感染者も出さずに、5月場所は中止になったけど、11月場所まで乗り越えることができましたと。今後も外出規制とか非常に厳しい中で生活をしないといけないけど、この社会と生活を守るためにはみなさんの協力が不可欠だという話でした」と語った。