【大相撲】横綱鶴竜が日本国籍を取得 引退後は親方として協会残留が可能に

2020年12月10日 11時20分

鶴竜

 大相撲の横綱鶴竜(本名マンガラジャラブ・アナンダ=35、陸奥)が日本国籍を取得した。10日付の官報で告示された。モンゴル出身の横綱が親方になるには、日本国籍の取得が必要で引退後に日本相撲協会に残ることが可能となる。

 鶴竜は2001年九州場所で初土俵を踏み、06年九州場所新入幕。12年夏場所で新大関。初優勝した14年春場所後に第71代横綱に昇進した。先代井筒親方(元関脇逆鉾)の死去に伴い、19年9月に陸奥部屋へ移籍した。

 歴代の外国出身の横綱で日本国籍を有するのは、米国出身の曙、武蔵丸(現武蔵川親方)、現役の白鵬(35=宮城野)に次いで4人目。モンゴル出身では白鵬のほかに同国勢初の師匠となった友綱親方(元関脇旭天鵬)、高砂親方(元関脇朝赤龍)、北陣親方(元幕内翔天狼)らが協会に残っている。

 鶴竜は優勝6回。殊勲賞2回、技能賞7回を誇るが、現在は3場所連続休場中。11月場所後の横綱審議委員会から初の「注意」を決議され、来年1月の初場所(東京・両国国技館)での復帰に向けて調整を続けている。