大相撲初場所(来年1月10日初日、東京・両国国技館)で復帰を目指す横綱白鵬(35=宮城野)が9日、東京・墨田区の部屋で稽古を行った。四股、すり足などの基礎運動のほか、立ち合いの確認などで汗を流した。11月場所は右ヒザの故障で全休。今年の5場所(5月の夏場所は中止)で4度目の休場となり、先場所後の横綱審議委員会では横綱鶴竜(35=陸奥)とともに「注意」を決議された。

 白鵬は横審の決議について「今まで途中休場を挟んで全休というのはありましたけど、今回は2場所連続全休というのが初めてですからね。だから、今回そうなったというのは分かりますしね。あとやっぱり、応えていくだけじゃないかな」と話した。