【11月場所】照ノ富士 大関復帰起点となる11勝目 貴景勝と1差も「優勝より3場所33勝」

2020年11月20日 18時45分

竜電(右)を下し11勝目をあげた照ノ富士

 大相撲11月場所13日目(20日、東京・両国国技館)、元大関の小結照ノ富士(28=伊勢ヶ浜)が幕内竜電(30=高田川)を退けて11勝目(2敗)。1敗でVレーストップの大関貴景勝(24=千賀ノ浦)との1差をキープし、逆転賜杯を視界に入れた。

 立ち合い当たって左上手を取ると、右で下手もつかんで四つに。右は切られたが、慌てずそのまま押し出した。照ノ富士は「一日必死にやっているだけなんで。できることをやってますんで、ここまで勝っていることはいいことだと思います」と淡々と話す。

 14日目(21日)は同じ2敗の志摩ノ海(31=木瀬)と対戦。千秋楽(22日)では、貴景勝と優勝がかかる大一番とみられる。照ノ富士は「(優勝は)特に考えてない。(大関昇進の目安となる三役で直前3場所の)勝ち星33勝を目標にしているだけ。一番一番集中して取るだけ」と平常心を強調する。

 三役に復帰した今場所の11勝が、大関返り咲きの起点となる。ここに2勝を上積みした上で3度目の賜杯が重なれば、大関復帰へまさに視界良好だ。