【11月場所】貴景勝1敗キープ 単独での年間最多勝がほぼ確定 13日目は志摩ノ海と大一番

2020年11月19日 18時40分

宝富士(左)に圧勝した貴景勝

 大相撲11月場所(東京・両国国技館)12日目、大関貴景勝(24=千賀ノ浦)は幕内宝富士(33=伊勢ヶ浜)を突き出しで下し、優勝争いのトップとなる1敗を守った。また、この白星で今年49勝目となり、休場中の大関正代(29=時津風)を抜き、単独での年間最多勝もほぼ確定させた。

 低い立ち合いから抜群の当たりを見せると、足も出て腕もよく伸び、一今場所で一番とも思える快勝劇。「毎場所、どうなったら自分が強くなれるか、と思ってやっている。この2か月が今場所につながっているのか、1年前のことなのか、何がいいのか、何が悪いのかとか判断できない。一生懸命やることしか自分にはできないので」と日々の積み重ねの結晶であることを強調した。年間最多勝については「ありがたいことだと思う」と短い言葉で感謝の意を述べた。

 13日目には幕尻ながら1敗で並走する志摩ノ海(31=木瀬)と直接対決。優勝の行方を左右する大一番だが「自分は毎日のことなので、今日も大事だし、昨日も大事。明日も一生懸命集中してやるだけ」と意気込みを示し、志摩ノ海の印象を聞かれても「強ければ勝てるし、弱ければ負ける。自分のことだけを考えてやっていきたい」と静かに闘志を燃やした。