【11月場所】〝幕尻Vの先輩〟徳勝龍 同部屋・志摩ノ海の優勝パレード旗手に立候補も…

2020年11月19日 17時40分

押し出しで千代大龍を破った徳勝龍(右)

 大相撲11月場所(東京・両国国技館)12日目、幕内徳勝龍(34=木瀬)が千代大龍(32=九重)を押し出しで破って7勝目。相手の立ち合いをしっかり組みとめて胸を合わせると、そのまま危なげなく攻め続けて勝ち越しに王手をかけた。

 今場所は同部屋の志摩ノ海(31)が幕尻ながら優勝争いを引っ張り、この日も自身が控えに入っている前で1敗を守った。初場所で幕尻ながら初優勝を飾っているだけに〝先輩〟としてのアドバイスがあるのかを問われると「いやー、自分は自分のことで精一杯ですから」と苦笑いしながら「志摩ノ海は実力があって努力をしてますから。自分はまぐれで、勢いで優勝しただけなんで…。でも、下(控え)で見ていて、燃えますよ。木瀬部屋のみんながそう思っていて、みんな成績がいい。相乗効果が出ています」と後輩の相撲で部屋に勢いがあることを明かした。

 志摩ノ海は初場所で徳勝龍が優勝した時にパレードで旗手を務め、その経験が今回の好成績の原動力になっているという。それだけに「ぜひ(旗手を)やりたいですね。志摩ノ海が優勝したら。自分でよければ」。だが直後に「あれ、そういえばパレードってやるんでしたっけ?」。今は新型コロナウイルス感染拡大の影響で優勝パレードは中止。それでも幕尻Vの先輩は後輩の快挙達成を待ち望んでいる。