【大相撲】居反りで話題の宇良 関取復帰の場所で勝ち越し決める

2020年11月19日 16時36分

押し出しで旭大星を破った宇良(手前)

 大相撲11月場所12日目(19日、東京・両国国技館)、十両宇良(28=木瀬)が十両旭大星(31=友綱)を押し出して8勝目(4敗)。右ヒザの故障を乗り越えて関取復帰を果たした土俵で勝ち越しを決めた。関取として勝ち越すのは、西前頭10枚目だった2017年夏場所(11勝4敗)以来、約3年半ぶり。

 取組後は「うれしいですね。とりあえずは『うれしい』しか出てこない」と喜びをかみしめる一方で「今の状態だと勝ち越したのは〝運が良かった〟としか思わない。ケガをしていない時より努力が必要」と冷静に自己分析した。

 今場所5日目(12日)には、アマチュア時代の得意技で珍手の「居反り」を決めたことでも注目を集めた。復活へ向けた階段を一歩ずつ上がる〝異能力士〟は「残り3日あるので、しっかり相撲を取り切って終わりたい。2ケタ白星? 自信はないですけど、精一杯頑張るだけ」と表情を引き締めた。