【11月場所】〝角界のマツコ〟宝富士がV争い! 愛する長男のため…狙うは「14ヤッター」

2020年11月17日 06時15分

隠岐の海(右)を下し、勝ち越しを決めた宝富士

〝角界のマツコ〟こと幕内宝富士(33=伊勢ヶ浜)の勢いが止まらない。大相撲11月場所9日目(16日、東京・両国国技館)では、幕内隠岐の海(35=八角)を捨て身の突き落としで破り「あんまり褒められた相撲じゃないけど諦めずにいったのがよかった」と勝ち越しを決めた一番を振り返った。

 これで貴景勝、幕内志摩ノ海(31=木瀬)と1敗で並び、Vレースのトップに。平幕のダークホースはタレントのマツコ・デラックス(48)似の顔が特徴だ。師匠の伊勢ヶ浜親方(60=元横綱旭富士)からは「『マツコ富士』に改名しようか」と冗談交じりに言われ、かつてはマツコ本人とテレビ番組で共演し、本人からも似ているとお墨付きをもらったほどだ。

 一方で土俵を離れると、パパの顔になる。自宅では2歳の長男慶丞(けいのすけ)ちゃんが帰りを待っており「ドアを開けて入ったら『お帰り!』と笑顔で待っててくれて。癒やしですね」。家族水入らずの時間は最高のリフレッシュだが、愛息をほぼ左腕で抱き上げ、ついつい〝左四つ〟の癖が出てしまうとか。父親の取組をテレビ観戦し、勝利するたびに「ヤッター」と喜んでくれるようで「まずは8ヤッター(8勝)、10ヤッター(10勝)に。14ヤッター(14勝)までいけたらうれしいですけどね」と原動力にもなっている。

 激闘が続く土俵と裏腹に、なんだかほのぼの。〝マツコ富士〟は長男に吉報を届けることができるか。