元大関琴奨菊が引退会見「どうしても体が言うことをきかなかった」

2020年11月15日 15時18分

ラインで引退会見を行った琴奨菊

 大相撲11月場所8日目(15日、東京・両国国技館)、元大関琴奨菊(36=佐渡ヶ嶽)が国技館でオンラインによる引退会見を行った。約19年間に及んだ現役生活に終止符を打ち「やるべきことをすべてやったが、どうしても体が言うことをきかなかった。自分の相撲を取れなくなったので、ここで終わりにしようと決めた」と引退を決断した理由を語った。

 琴奨菊が最終的に引退を決断したのは6日目(13日)の朝。国技館に向かう車中で師匠の佐渡ヶ嶽親方(52=元関脇琴ノ若)に「勝っても負けても最後にします」と伝えた。最後の相撲となった十両千代ノ皇(29=九重)との取組前には、背中を大きく反らせる〝琴バウアー〟を久しぶりに披露。「応援してくれた人に感謝の気持ちが伝わればと思った」と話した。

 会見では現役生活の思い出を振り返り、途中で思わず涙ぐむ場面もあった。今後は秀ノ山親方として後進の指導にあたる。