【11月場所】新大関正代の負傷で看板力士〝全滅〟の危機

2020年11月12日 06時15分

突き出しで大栄翔に敗れた正代

 看板力士が〝全滅〟の危機だ。大相撲11月場所4日目(11日、東京・両国国技館)、新大関正代(29=時津風)が幕内大栄翔(27=追手風)に大関初黒星を喫した。前日3日目(10日)の取組で負傷した左足首付近にテーピングを施して出場したが、一方的に突き出されて完敗。左足の踏ん張りが利かず、何もできないまま土俵を割った。

 これまで正代は負けた場合でも報道陣の取材には丁寧に応じてきたが、この日は今場所で初めて取材対応はなし。そのことがケガの深刻さをうかがわせた。幕内後半戦の審判長を務めた高田川親方(53=元関脇安芸乃島)は「(取組前に)四股を踏むときに、やんわり踏んでいた。力が入っていないと思い、相撲を見ていたら…。心配です」と指摘した。

 今場所は白鵬(35=宮城野)と鶴竜(35=陸奥)の両横綱が初日から不在。大関朝乃山(26=高砂)も右肩を負傷して3日目(10日)から休場となった。看板力士で好調なのは大関貴景勝(24=千賀ノ浦)だけ。正代まで離脱となれば、さらなる異常事態となるが…。