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妙義龍復活させた〝ナースとの恥辱体験〟


 大相撲名古屋場所10日目(17日)、新三役の小結妙義龍(25=境川)が栃ノ心を破り6勝4敗と星を伸ばし目標の勝ち越しへ向けて前進した。

 兵庫・高砂市出身の妙義龍は、日体大4年の2008年に大分国体で成年個人の部を制して鳴り物入りで角界入り。順調に出世したが、新十両で迎えた10年初場所で左膝の半月板を損傷。その後は3場所連続で全休を余儀なくされた。復活の原動力となったのは、負傷した直後の入院先での〝恥辱体験〟だった。

 一人で歩くことすらできなかった妙義龍は、しばらく車椅子生活を強いられた。体重100キロを優に超える巨体を一生懸命に押してくれたのは病院の看護師さん。妙義龍は猛烈な恥ずかしさと情けなさに襲われた。「女の人に車椅子を押してもらって…。『こんなんだったら、自分で歩くわ!』と思った」

 一念発起した大器は懸命なリハビリを開始した。その結果〝恥辱〟から抜け出し、ようやくたどり着いた三役の地位。「また明日から集中してやる」と気を引き締めた。

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