【11月場所】12月定年の高砂親方が愛弟子の大関朝乃山に注文「初日から3連敗はやめてもらいたい」

2020年11月04日 13時44分

定年前にオンライン取材に応じた高砂親方

 大相撲11月場所(11月8日初日、東京・両国国技館)を控えた4日、12月に定年を迎える高砂親方(64=元大関朝潮)がオンラインで会見を行い、弟子の大関朝乃山(26)への思いを語った。

 これまで多くの力士を育成してきた指導者生活を振り返り「無我夢中でやってきた。ここのところ少し落ち着いてきたところで朝乃山が竹の子ように伸びてきた」

 朝乃山は昨年5月の夏場所で初優勝し、大関昇進後も優勝争いに加わるなど角界をけん引する存在になりつつある。それだけに「先場所のように初日から3連敗はやめてもらいたい」とした上で「1回優勝しているから、優勝の仕方は分かっているわけなので、あとはそれをどう自分でつかむかでしょうね」とさらなる成長を確信している。

 そんな朝乃山は近大を卒業後に入門したが、学生出身で横綱の地位に就いたのは輪島しかいない。それでも高砂親方は「この世界に入ったら学生出身もたたき上げも関係ない。やっぱり、そこを目指してもらいたい。僕ら学生出身からすれば輪島さんは憧れの人だった」と〝最高位〟への昇進を期待した。

 師匠の立場で見届けるのは来場所が最後。大関は最高の結果で送り出すことができるか。