【11月場所】「本当寂しいかぎりですね」 鶴竜が井筒部屋建物の解体を明かす

2020年11月03日 17時48分

稽古で汗を流した鶴竜(右)

 大相撲11月場所(11月8日初日、東京・両国国技館)を控えた3日、横綱鶴竜(35=陸奥)が東京・墨田区の部屋で稽古を行った。この日は基礎運動や幕内霧馬山(24)のぶつかり稽古に胸を出して汗を流した。

 ただし、故障した右ヒジや持病の腰痛が影響し、ここまで相撲を取る稽古など行っていないようで「まだ(稽古が)足りてないって感じですかね」とポツリ。直近6場所で5度の休場と横綱の務めが果たせていないが「調整は自分のペースで? そうですね。出たときにちゃんと結果出さなきゃいけないですからね」と来場所に向けても慎重な姿勢を貫いている。

 また、鶴竜は自身が在籍した井筒部屋の建物が解体されることを明かした。2001年の入門から昨年、先代井筒親方(元関脇逆鉾)が急逝して陸奥部屋に移籍するまで18年過ごした部屋については「自分のうちみたいなもんですからね。いろんな思い出がありますよ。本当、寂しいかぎりですね」と振り返る。


 建物は今週にも解体されるとみられ、取り壊しの前に1人で足を運んだという。「(先代師匠の教えは)消えることはないですから。自分が生きている以上、その記憶はなくなることはないですからね」

 厳しい状況に変わりないが、自らのケガとは「うまく付き合っていくしかないんでね」と話した横綱。土俵で存在感を見せつけることができるか。

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