【11月場所】小兵の業師・宇良 再十両場所は新化粧まわしで活躍を誓う

2020年10月28日 13時31分

9月場所千秋楽、押し出しで大翔鵬に勝った宇良はガッツポーズ

 小兵の業師が復活の舞台に立つ。大相撲11月場所(11月8日初日、東京・両国国技館)を控えた28日、関取への返り咲きを果たした再十両の宇良(28=木瀬)が東京・墨田区の部屋で稽古を行った。この日は基礎運動の他、関取衆の申し合いに参加して相撲を11番取った。「ケガなく万全な体で場所に挑める体づくりをしていきたい」と表情を引き締めた。

 西前頭4枚目だった2017年秋場所で右ヒザに重傷を負って長期休場。昨年初場所で再び痛めて序二段まで転落したが、そこから這い上がった。今場所は福岡県在住で難病を抱える女性から贈られた新しい化粧まわしで土俵に上がる予定。2年前に女性から「宇良関の相撲を見て元気をもらっています」との内容の手紙を受け取り、宇良が自身の手形を贈ったことから交流が始まった。関取復帰を果たした宇良は「(新しい)化粧まわしをつけて、元気に土俵に上がる姿を見ていただきたい」と活躍を誓った。

 現役力士の中で「小兵の業師」といえば、幕内炎鵬(26=宮城野)が台頭するまでは宇良が代表格だった。今では翔猿(28=追手風)や照強(25=伊勢ヶ浜)ら小兵の〝新顔〟が幕内の舞台で活躍。さらに番付を上げて復権を果たすことができるか。