【11月場所】新大関正代が白鵬に衝撃の「1勝19敗」横綱の術中にはまった?

2020年10月22日 06時15分

白鵬(左)と稽古を行った正代(代表撮影)

 新大関が大横綱の術中にはまった。大相撲11月場所(11月8日初日、東京・両国国技館)を控える新大関正代(28=時津風)は国技館内の相撲教習所で行われている合同稽古に参加中だが、21日は横綱白鵬(35=宮城野)の〝ご指名〟で20番取って、1勝19敗と大きく負け越し。まだ調整段階とはいえ、衝撃的な結果となった。

 正代は横綱との稽古に「ありがたいです」としながらも「ちゃんとぶつけられていないような感じがします」と手応えはなし。初優勝を飾った秋場所と比べ「感覚? 違いますね。あと2週間でいい状態に持っていければいいかなと思います」。稽古再開後に初めて土俵に上がったのは合同稽古スタート直前の15日。「ちょっと体が思うように動かない。イメージに体がついてこないというか」と話していたように、まだ焦る時期でないことは確かだ。

 一方の白鵬は、8月に右ヒザの手術を受けて先場所を休場したものの、患部については「多少硬さはありましたけどね。まあ、これだったらいけるなと思って」と回復をアピール。「休場が多い」と苦言を呈された横審を見返す思いも感じられた。体が動くとわかれば、今が旬の力士と激しい稽古を行うのが白鵬流。来場所で新大関に〝苦手意識〟を植え付けるため、いつも以上に気合を入れていた可能性もある。

 正代はこの時期の本格的な稽古に「まだ体が本調子ではないので、ケガがちょっと怖いですけどね」とあくまで慎重な姿勢。「1勝19敗」の数字を引きずらなければいいが…。