土俵際の元大関琴奨菊が決意「引退した方が楽なんですけど、そこじゃない」

2020年10月20日 16時08分

琴勝峰㊨とぶつかり稽古を行う琴奨菊(代表撮影)

 大相撲11月場所(11月8日初日、東京・両国国技館)を控えた20日、元大関で関取最年長の幕内琴奨菊(36=佐渡ヶ嶽)が現役続行に意欲を見せた。千葉・松戸市の部屋で行われた稽古に参加。四股などで体を動かした後、幕内琴勝峰(21)にぶつかり稽古で胸を出した。

 琴奨菊は9月の秋場所2日目に左ふくらはぎを負傷して3日目から休場。7日目から再出場したが、2勝10敗3休の成績に終わり、11月場所は十両への陥落が濃厚となっている。

 琴奨菊は稽古後に取材対応。この日はサポーターを装着した左ふくらはぎの状態について「100と言いたいけど、ちょっと冷静に気持ちを抑えて90ぐらいかな。(相撲を取り始めるのは)あと2、3日(後)でいいと思う」と説明。

 その上で「自分の中で(復活の)可能性を感じるからやっている。勝てば(幕内に)上がれるし、やり残しなく納得して終わりたい。引退した方が、プレッシャーと努力の継続から外れるから体の負担的にも楽なんですけど、そこじゃない」と土俵に上がる意欲を口にした。