【相撲】元関脇嘉風の中村親方 故郷の大分・佐伯市など提訴 昨年6月に渓流下りで負傷引退

2020年10月20日 01時16分

中村親方

 大相撲の中村親方(38=元関脇嘉風)が出身地の大分県佐伯市などに損害賠償を求めて東京地裁に提訴したことが明らかになった。中村親方は昨年6月、地元の佐伯市が企画した尾車部屋の合宿に参加。合宿中に市をPRする目的で渓流下りを行った際、右ヒザを負傷した。右足首にもまひが残り歩行が困難となる大ケガで、同年9月に引退した。

 中村親方は引退会見で「悔いしかない。相撲は人生そのものだったので、大変残念に思う」と無念の思いを口にしていた。その後は佐伯市側と弁護士を通じて補償問題について協議してきたが和解には至らず、提訴に踏み切ったとみられる。佐伯市の田中利明市長(69)は「合宿中の事故について、市などが提訴された。訴状の内容を精査し対応していきたい」とコメントを発表した。